サーキュレーターでエコに除湿する方法とおすすめ商品12選をご紹介!
室内の湿気対策にエアコンの除湿機能を使っている方も多いかと思いますが、湿気対策にはサーキュレーターを使うという方法もあります。サーキュレーターは、扇風機とは異なり直線的な風を遠くまで飛ばす能力に優れており、室内の空気を循環させることで除湿効果を得ることができます。また、エアコンよりも省エネなので、エアコンと併用することで電気代を抑えられますし、サーキュレーター単体でも除湿効果は得られるので、上手く活用することでエコに除湿することが可能です。
ここでは、サーキュレーターの電気代やおすすめの設置場所、効率的に除湿するポイントを解説するとともに、おすすめのサーキュレーターをご紹介していきます。
サーキュレーターの電気代はどれくらいかかる?
サーキュレーターに使われるモーターは、大きくDCモーターとACモーターの2種類があり、消費電力はDCモーターの方が小さいです。電化製品の電気代は「消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×1kWhあたりの電気代(円/kWh)」で算出できますが、1kWhあたりの電気代を27円とした場合、消費電力25WのDCモーター搭載サーキュレーターの電気代は1時間あたり0.675円となります。つまり、1日に8時間稼働したとすると約5.4円となり、1か月(30日換算)では約162円かかるということです。また、消費電力36WのACモーター搭載サーキュレーター電気代は1時間あたり0.972円です。そのため、1日8時間稼働した場合は約7.8円ほど、1か月(30日換算)で約233円かかることになります。
サーキュレーターを置くのにおすすめの場所
サーキュレーターはそのまま使っても除湿効果が得られますが、場所によってはさらに効率的に除湿できる場合があります。ここからは、サーキュレーターを置きたいおすすめの設置場所をご紹介していきます。
①洗面所
浴室と隣接している洗面所は、どうしても湿気が溜まりやすくなりますが、サーキュレーターを使って別室に風を送り込むことで除湿効果を得ることができます。また、洗面所に窓がある場合は、窓を開けて外部に空気を放出した方が効果的です。
②クローゼット
密閉された空間のクローゼットも、湿気が溜まりやすい場所です。扉を開けておくだけでも除湿効果は得られますが、サーキュレーターをクローゼットの内部に向けて設置することで、効率的に湿気を分散させることができます。
③リビング・寝室
リビングや寝室の湿気が気になる場合は、窓を開けた状態で窓側に向けてサーキュレーターを設置することで、室内に溜まった湿気を外部に放出することが可能です。なお、室内の対角線上に窓がある場合は、両方の窓を開けておくことで空気の循環が促されて効果的に除湿できます。
④窓際
結露が発生しやすい窓際も、おすすめの設置場所です。冬場で窓が開けにくい状況でも、サーキュレーターを窓際に設置すれば空気が循環して窓際に湿気が集中しにくくなるので、結露の発生を予防することができます。ただし、カーテンを閉め切った状態では十分な効果は期待できないので注意が必要です。
サーキュレーターで効率よく除湿する5つのポイント
サーキュレーターは単に設置するだけでは十分な除湿効果は期待できません。ここからは、サーキュレーターで効率的に除湿するポイントを確認していきましょう。
①エアコンと併用するなら壁に向ける
サーキュレーターをエアコンの除湿機能と併用する場合は、基本的には壁に向けて設置するのがおすすめです。壁に向けて風を送ることで空気の循環が促されて、エアコンの除湿機能の効率が高まります。
②換気目的であれば窓に向ける
窓を開けて換気する場合は、窓に向けて設置するのが効果的です。サーキュレーターは背面から空気を吸い込んで、前面に向けて空気を放出するので、窓に向けて設置すれば換気効率がアップします。
③クローゼットに使用する場合は正面に設置する
クローゼットの除湿を行う場合は、扉を開けた状態にして正面から風を当てるのが効果的です。また、押し入れなどの引き戸の場合は、扉をずらして左右に隙間を作り、片側から風を送り込むことで効率的に空気が循環します。
④キッチンで使う場合は換気扇に向ける
火や水を使うキッチンも湿気が溜まりやすい場所のひとつですが、キッチンでサーキュレーターを使う場合は換気扇に向かって置くのがおすすめです。稼働させた換気扇に向かって風を送り込めば、換気扇の吸気効率を高めることができます。
⑤浴室で使う場合はドアの反対側の壁に向ける
窓がない浴室でサーキュレーターを使う場合は、ドアの反対側の壁に向けて設置するのがおすすめです。壁に向けて空気を送り込むことで、溜まった湿気を分散させることができます。
お部屋の除湿におすすめなサーキュレーター12選
ここまでサーキュレーターの電気代やおすすめの設置場所、除湿効率を高めるポイントを解説してきました。しかし、現在は様々なサーキュレーターが販売されているので、どれを選べばよいか迷ってしまうという方も少なくないでしょう。そこで、ここからは除湿におすすめのサーキュレーターを「壁掛け」「羽なし」「おしゃれ系」「首長」の4つのカテゴリ別にご紹介していきます。
お部屋の除湿におすすめな壁掛けサーキュレーター3選
まずは、壁掛けタイプのおすすめサーキュレーターを3製品ご紹介していきます。
壁掛けサーキュレーターその1

出典:https://www.modern-deco.jp/c/fans-circulators/yy04
こちらは、3段階の風量調整機能付きのサーキュレーターです。首振り機能はもちろん、リズム風モードとおやすみモードのモード切替もできます。寸法は25.4cm(幅)29.8cm(奥)45.2cm(高)です。
壁掛けサーキュレーターその2

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B08887NVN4
こちらは、自動で360度回転する壁掛けサーキュレーターです。下方向にも手動で45度まで傾け可能なので、室内の空気を効率的に循環させることができます。寸法は45.5cm(奥)25.5cm(幅)30cm(高)となっています。
壁掛けサーキュレーターその3
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出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B084LCY6Y9
こちらは、上下80度左右40度の首振り機能を備えたサーキュレーターで、3段階の風量調整機能やタイマー機能も備えています。寸法は21.2cm(幅)19.4cm(奥)28.2cm(高)となっています。
お部屋の除湿におすすめな羽根なしサーキュレーター3選
次に、羽なしのおすすめサーキュレーターを3製品ご紹介していきます。
羽なしサーキュレーターその1

出典:https://item.rakuten.co.jp/kirara2/10138296/
こちらは、DCモーター搭載のサーキュレーターです。左右首振りやタイマーなど多彩な機能が搭載されているとともに、壁に掛けることも可能です。寸法は30.5cm(幅)28.3cm(奥)35cm(高)、消費電力は26Wとなっています。
羽なしサーキュレーターその2

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B07CJVHP85
こちらは、細かな風量調整が可能なサーキュレーターです。リモコン操作時で7段階、本体操作時で無段階での調整が可能で、自動首振り・上下角度調整にも対応しています。寸法は30.5(幅)28.3(奥)35cm(高)となっています。
羽なしサーキュレーターその3

出典:https://store.shopping.yahoo.co.jp/xs-store/xs-fs63.html
こちらは、8段階の風量調整が可能な羽なしタワー型のサーキュレーターです。80度の広角送風機能、タイマー機能、39dBほどの静音性を備えています。寸法は15cm(幅)15cm(奥)60cm(高)となっています。
お部屋の除湿におすすめなおしゃれ系サーキュレーター3選
ここでは、インテリアにもこだわりたい方に向けておしゃれ系のサーキュレーターをご紹介していきます。
おしゃれ系サーキュレーターその1

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B08Y1G4FWP
こちらは、北欧インテリアのような木目調のデザインが特徴のサーキュレーターです。ダークウッドとナチュラルウッドの2パターンのデザインがありますが、デザイン性だけでなく首振り機能や4段階風量調整機能も備えています。
おしゃれ系サーキュレーターその2

出典:https://item.rakuten.co.jp/l-plus/271085/
こちらは、ホワイト・ブラック・ピンク・グレーの4色のカラーバリエーションがあるサーキュレーターです。マカロンのような形状のサーキュレーターで、マット調のデザインなので質感も良好です。首振り機能や3段階の風量調整機能を備えています。
おしゃれ系サーキュレーターその3

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B087RMD87F
こちらは、非常にコンパクトなサーキュレーターです。寸法は21cm(幅)21cm(奥)29cm(高)となっており、重量も約2.0kgなので楽に持ち運べます。コンパクトサイズでありながら風量は強く、約25mまで風を送ることができます。
お部屋の除湿におすすめな首が長いサーキュレーター3選
最後に、首が長いタイプのサーキュレーターを3製品ご紹介していきます。
首が長いサーキュレーターその1

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B095YGZN93
こちらは、左右約60度の首振り機能とともに、上部にも約90度傾けられるサーキュレーターです。タイマー機能や3段階の風量調整機能を備えており、操作部もスタイリッシュなデザインを採用しています。寸法は27.0cm(幅)27.4cm(奥)61.3cm(高)です。
首が長いサーキュレーターその2

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B08B7WN8HZ
こちらは、24段階の細かな風量調整が可能なサーキュレーターです。360度の立体首振りや3種類のモード切替に対応しており、持ち運びに便利な取っ手も付いています。また、高さは90cmと55cmの2つのバリエーションがあります。
首が長いサーキュレーターその3

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B093GJQJ6H
こちらは、360度の3D首振り機能を搭載したサーキュレーターです。操作性も良好で、スタイリッシュなデザイン性も備えています。寸法は25.5cm(幅)27.0cm(奥)65.5cm(高)です。
まとめ
サーキュレーターはエアコンの除湿機能と組み合わせるだけでなく、単体でも十分な除湿効果が期待できます。そのため、室内の湿気に悩まされているのであれば、サーキュレーターを導入することをおすすめします。ただし、サーキュレーターは単に設置するだけでは十分な効果は期待できないので、今回解説したポイントを押さえた上で賢く活用しましょう。